ジェンティルドンナという名馬をご存知ですか?

名前 ジェンティルドンナ 生年月日 2009年2月20日
ディープインパクト ドナブリーニ
調教師 石坂正 騎手 ライアン・ムーア
馬主 サンデーレーシング 生産者 ノーザンファーム
戦績 19戦10勝(うち海外2戦1勝)
優勝 '12桜花賞(G1) '12オークス(G1) '12秋華賞(G1) '12'13ジャパンカップ(G1) '14ドバイシーマクラシック(G1) '14有馬記念

ジャパンカップを連覇し日本で1番のセレブな牝馬がいた。

それが

『貴婦人・ジェンティルドンナ』

2011年11月にデビューしたジェンティルドンナだがデビュー戦は2着になってしまい、その後の未勝利戦で初勝利を挙げた。
年明け初戦にはシンザン記念に出走し、鞍上クリストフ・ルメールで勝利。
好位から抜け出すと言う実に鮮やかな勝ち方で初重賞勝ちを収めた。

少しの休みを挟み桜花賞トライアルのチューリップ賞に向かった。
ココには、わずか2戦目でG1阪神ジュベナイルフィリーズを制した天才少女のジョワドヴィーヴルが出走してきたのだ。
シンザン記念同様好位からレースを進めるも、最後の直線での反応が鈍く4着に敗れた。
この頃から間隔が開くと極端にダメな馬だった。

牝馬クラシック第一冠目の桜花賞が4月8日に阪神競馬場で行われた。
人気はジョワドヴィーヴルに次ぐ2番人気であった。
ここ2戦とは違い、中団からレースを進めて行った。
直線は鋭く伸び最後はヴィルシーナ、アイムユアーズを押さえ勝利したのだ。

続く二冠目のオークスは、岩田が騎乗停止により若手の川田将雅に乗り替わった。
桜花賞馬ながら、この時のディープインパクト産駒はマイルに良績が集まっており、姉のドナウブルーもマイルで好走しており、ジェンティルドンナ自体の距離不安も囁かれ4番人気の評価であった。

位置取りは桜花賞よりさらに後方に構えており、掛かるような素振りは一切見せなかった。
最後の直線では後方5番手から外に持ち出したとき、父譲りの末脚で他馬を飲みこみ5馬身差の圧勝だった。
勝ちタイムは2:23.6の牝馬では異常なほどの優秀なタイムであり、この勝利は全ての不安を払拭する勝利だった。

秋はローズステークスを好位から抜け出して勝利し、三冠目の秋華賞に向かった。
このレースも中団から進め、直線ではヴィルシーナとの叩き合いを7cm制し史上4頭目の牝馬三冠を達成した。
その後、ジェンティルドンナはジャパンカップに向かった。
「さすがに、3歳の牝馬では厳しい」
それが周囲の声だった。
ましてや相手はオルフェーヴル。
いくらオルフェーヴルの体調が完調ではないとは言え勝つのは難しいと思われていた。

15枠から飛び出すと一気に2番手を取り行き内ラチ沿いをピッタリ回らせた。
4コーナーでオルフェーヴルが早くも並びかけてくる。
ジェンティルドンナは外に出そうと思ったがオルフェーヴルに被せられてしまう。
前には逃げたビートブラックがいる。
完全に進路が絶たれたと思ったその時であった。

なんと、ジェンティルドンナはオルフェーヴルを弾き飛ばしたのだ。
オルフェーヴルがバランスを崩している間に抜け、最後は詰め寄られるもハナ差凌ぎきり3歳牝馬で初めてジャパンカップを勝ったのだった。

しかし、この勝利には様々な意見が飛び交い後味の悪いレースになってしまった。
ジェンティルドンナに付いてしまったこのダーティーなイメージを自身の走りで覆すしかなかったのだった。

牝馬三冠にジャパンカップ制覇が決め手となり3歳牝馬初の年度代表馬に選ばれた。
父ディープインパクトと共に親子での受賞は史上初の快挙であった。

2013年の最初はドバイシーマクラシックであった。
過去にステイゴールド、ハーツクライなどが制し日本馬の実績もあるレースであった。
3番手から積極的にレースを進め、直線はアイルランドのセントニコラスアビーとの叩き合いの末、最後は屈してしまい2番手でのゴールであった。

そのまま宝塚記念に直行した。
ジェンティルドンナ、ゴールドシップ、フェノーメノの3強対決の春のグランプリであった。
有力馬の中では1番前に行ったジェンティルドンナ。
その後ろにゴールドシップ、フェノーメノの並びであった。
600mでゴールドシップに並びかけられたジェンティルドンナ。
この時期の阪神特有の馬場では持ち味の切れ味は生きなかった。
そのままゴールドシップに離され、最後はダノンバラードさえ捕まえられず3着終わってしまった。

休みを挟み秋の天皇賞で復帰したジェンティルドンナ。
実績的には抜けており確勝かと思った。
重賞連勝中のトウケイヘイローが逃げる展開を2番手追走していく。
1000m通過58.4と早いペースでトウケイヘイローが逃げていた。
坂を上りトウケイヘイローを捕まえるが、道中中団で脚を溜めていたジャスタウェイの爆発力に屈し2着。
このハイペースを唯一先行して粘った競馬ぶりは評価されていた。
ただ、徐々に掛かる癖を見せている場面は懸念されていた。

史上初のジャパンカップ連覇を目指し鞍上に指名されたのは、イギリスの名手ライアン・ムーアに決まりその手腕に注目が集まった。

ゲートが開き、エイシンフラッシュが逃げるまさかの展開であった。
1000m通過が62.4のスローペースを時折行きたがる面を見せるが前に馬を置き馬をなだめた。
好位にいたジェンティルドンナは内から抜け出す。
各馬が襲い掛かるが粘り、最後は3歳牝馬のデニムアンドルビーが猛追するもハナ差凌いだところがゴールであった。
これで史上初のジャパンカップ連覇を飾った。

2014年もドバイ遠征が決まった。
そのステップとして、京都記念が選ばれ鞍上は福永祐一に決まった。
いつも通り好位でレースを進めて行くものの、いつもの伸びを見せる事が出来ずに6着に敗れた。
そして、本番のドバイシーマクラシックには再びライアン・ムーアが手綱を取った。
好スタート切って早めの競馬をしていくのだが、1コーナーを回った時に故障馬の逸走の煽りを受けてしまった。
向こう正面では7番手になっていた。
直線を向いたころは馬群の真ん中にいて、前が壁になり進路が取れなかった。
その時ライアン・ムーアは強引に手綱を引いて外に持ち出し、スペースが出来たジェンティルドンナは弾けに弾けた。
残り100mを切って先頭に立つとそのまま1着でゴールし、昨年のリベンジを果たしたのだった。

その後、宝塚記念に出走するも9着と大敗。

休み明けの秋の天皇賞は3番手から進め、内から抜けてくるがスピルバーグに差され2着に敗れた。

3連覇を目指したジャパンカップで再びライアン・ムーアとのゴールデンコンビ復活だった。
ただ、メンバーは昨年とは比べ物にならないほどレベルが上がっていた。
最終的に1番人気に支持されたジェンティルドンナだが、スタミナを要求されるタフな流れになってしまい、勝ったエピファネイアから遅れること約6馬身差での4着が精一杯だった。

牝馬三冠にジャパンカップ連覇とディープインパクトが送り出した「清く、美しく、気高い牝馬」

それが、

『ジェンティルドンナ』だ。

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