ジャスタウェイの紹介

生年月日

2009-03-08

ハーツクライ

シビル

戦績

22戦6勝(うち海外2戦1勝)

調教師

須貝尚介

騎手

福永祐一

馬主

大和屋暁

生産者

社台コーポレーション白老ファーム

解説

世界の全てのホースマンを驚愕させたその脚。
日本馬のレベルの高さを世界にアピールし初めて世界No.1になった馬がいた。
生まれてからエリートであったわけでは無く、父譲りの成長度で一気に才能が開花した馬。


それが


『ジャスタウェイ』


ジャスタウェイの父ハーツクライは2006年にドバイシーマクラシックを勝ち、その年に引退をし種牡馬となった。
初年度の産駒でクラシックシーズンに重賞を勝ったのは1頭と決して順風満帆な種牡馬生活を送っていた訳では無い。
現役時同様に期待ほどの成果は上げられていなかった。

そのハーツクライの2世代目の産駒にジャスタウェイはいた。
2010年に行われたセールで、ジャスタウェイは1,200万円で取引され栗東の須貝厩舎に入厩した。

ジャスタウェイのデビュー戦は2011年7月23日の新潟のマイル戦であった。
鞍上には福永祐一。
単勝は4番人気と評価が高かった訳ではない。
スタートよく出たジャスタウェイは4番手からレースを進めて行く。
やや福永祐一が手綱を引っ張る場面が見受けられたが、なだめながら4コーナーを回って来た。
残り500mを切ってから追い出すと上り33.3の脚を繰り出し見事デビュー勝ちすると供に自身の評価も一気に上がった。

次のレースはデビュー戦と同じ舞台で行われる新潟2歳ステークスに決まった。
デビュー戦での衝撃の走りが評価され、ジャスタウェイは1.7倍と言う圧倒的な支持を集めて1番人気での出走となった。
デビュー戦とは打って変わってゲートを五分に出たジャスタウェイは中団からレースを進めて行くが、ここでも鞍上の福永祐一が
手綱を引っ張る場面が見受けられ折り合いに多少の不安はあった。
新潟最終週のレースと言うこともあり、荒れ馬場を考慮し騎手は挙って外に持ち出した。
先に抜け出したのはモンストール。
ジャスタウェイも仕掛けられてメンバー最速の32.6の上りで猛追するが、3/4馬身及ばず2着。
直線での位置取りの差が明暗を分けた結果となった。

この年最後のレースは東京スポーツ杯2歳ステークスになった。
1番人気は期待のディープ産駒のディープブリランテ。
2番人気はデイリー杯を勝ったクラレント。
ジャスタウェイは3番人気での出走となった。
鞍上には福永祐一に変わり後藤浩輝になった。
天候を雨。馬場状態は不良と終い勝負のジャスタウェイには決していいコンディションではなかった。

スタート後やや後方に位置取った後藤浩輝であったが、またもやジャスタウェイは引っ掛かってしまい6番手からレースを進めた。
ディープブリランテが2番手。
クラレントが後方で4コーナーを回っていく。
まずはディープブリランテがあっさり抜け出す。
ジャスタウェイも伸びては来るが馬場の影響なのか自慢の脚は鳴りを潜め4着が精一杯であった。
能力はあるのだが、折り合いに若干の課題があるので使える距離は限られることになる。


年明け初戦にはきさらぎ賞が選ばれた。
1番人気のワールドエースが抜けた人気で後は横一線のなかジャスタウェイは3番人気での出走となった。
道中はやや掛かり気味に5番手を追走。
その後ろにワールドエースがいた。
4コーナーを回り、ジャスタウェイは内に進路を取り、ワールドエースは大外に進路を取った。
結果は、ワールドエースの圧勝。
ジャスタウェイはそこから約6馬身遅れの4着であった。
クラシックの主役になるであろう馬との現状での力の差は歴然であった。

ここで陣営は皐月賞ではなくNHKマイルカップを目指し、マイル重賞のアーリントンカップへ向かった。
ここでジャスタウェイは自身の持ち味を最大限に発揮するのであった。
大外枠から発走したジャスタウェイは最後方のポジションに付け脚を溜めていた。
4コーナーを回り直線を向くと、内にいたオリービンが最内から抜けて勝ちパターンに持ち込んだかに見えたが
直線では1番後方にいたジャスタウェイが12頭をごぼう抜きにし1着。
重賞初勝利を飾ったが、馬体重が-10㎏と次走のNHKマイルカップに向けては不安が残った。

そして、満を持してNHKマイルカップに出走したジャスタウェイだったが単勝10倍の4番人気とやはり評価は高くなかった。
前走で減っていた馬体重がさらに減ったしまっていたのであった。
レースは後方から進め最後は大外を通ってくるも6着が精一杯であった。
続く日本ダービーに出走するも、距離の壁は拭えず11着と大敗し休養に入った。


夏を休養に充てたジャスタウェイは距離適性を考え菊花賞へは向かわずに秋の天皇賞へ照準を絞り
その前哨戦として毎日王冠に出走した。
ここにはNHKマイルカップで負けたカレンブラックヒルを初め実力馬が軒並み出走しており、春先に減っていた馬体重も戻ってはいたがジャスタウェイは12番人気と全く評価されていなかった。
シルポートが前半の1000mを57.8で逃げて行き、カレンブラックヒルが離れた3番手、ジャスタウェイは中団やや後ろにいた。
春先に心配されていた折り合いはこのレースでは全く掛かることなく追走できていた。
直線を向いた時は9番手、前とはまだ10馬身くらいの差があった。
3番手にいたカレンブラックヒルが前を捉えて先頭に躍り出ると、ジャスタウェイは馬群の間を伸びて来たがクビ差及ばず2着。

毎日王冠で好走したジャスタウェイは当初の目標通りに秋の天皇賞に向かった。
さすがにここでは格下であることは否定できなかったし、着争いなら良い所くらいの人気であった。
シルポートが大逃げを打ち、ジャスタウェイは早めの6番手。
最後の直線でジャスタウェイはジリジリ伸びては来るが6着。
勝ったのは最内で我慢していたダービー馬のエイシンフラッシュ。
結果的に、もう少し後方にいた方が上位に迫れたのかもしれない。
この天皇賞でジャスタウェイは少しの休みの入るのであった。


終いの脚は素晴らしいものがあるが、まだ自分でレースを作れなかったり他力本願の感は否めなかった

しかしこの終いの脚を活かすのがジャスタウェイの『この道』であり、
ジャスタウェイは世界No.1に昇り詰める為にただひたすら『この道』を追求していくのであった。


明けて2013年は中山金杯からスタートしたジャスタウェイ。
1番人気に推され中団からレースを進めて行き、上り最速をマークするも2馬身ほど及ばず3着。
明け2戦目は京都記念。距離は2200mとジャスタウェイにとっては得意な距離ではなかった。
ここでも1番人気に推されたが5着。
続く中日新聞杯では、持ち味の終いの脚が不発に終わってしまい8着と大敗。

3ヶ月の休みを挟み6月の府中のエプソムカップで復帰してきたジャスタウェイ。
鞍上には久しぶりに福永祐一が戻って来た。
スタートで出遅れたジャスタウェイは後方の内からレースを進めて行く。
スズジュピターがハイペースで飛ばしていくが、2番手以降は落ち着き決して早い流れでは無かった。
直線を向いて、2番手にいたクラレントが抜け出しそのまま1着。
終始内にいたジャスタウェイは最後の直線でも最内を走り32.7の極上の末脚で迫るがハナ差及ばなかった。

夏競馬に参戦し関屋記念に駒を進めた。
1番人気に推されたジャスタウェイだが、ゲートで立ち遅れてしまい後方からレースのなってしまったが、
直線の長い新潟なら自慢の末脚を余すことなくフルに生かせるはずだった・・・

いや、間違いなくフルに生かした。

が、着順は2着。

しかし、力は確実に1年前よりも付いていたし、自分の競馬が出来ていた。


秋の初戦は昨年と同じ毎日王冠からだった。
鞍上には昨年と同じ柴田善臣。
クラレントがペースを握り、4番手にエイシンフラッシュがいて、その後ろにジャスタウェイはいた。
前半1000mは60.8のスローペース。
最後の直線でクラレントを目掛けてエイシンフラッシュが迫り、その後ろからジャスタウェイが猛追していく。
しかし、ゴール板では僅か半馬身及ばずジャスタウェイは2着。
上がり3ハロンはまたもやメンバー最速の32.7であり、ダービー馬よりも切れる脚を使えたのだ。


ここ2戦はゲートでは遅れるがそれが功を奏し終いは必ず追い込んできた。
毎日王冠では、世代の頂点に立った馬よりも終いは切れることを証明出来た。

春のエプソムカップから毎日王冠まで3戦連続で2着。
後は、1着でゴール板を駆け抜けるだけであった。

そして、その悲願が最高峰の舞台でやってくるのであった・・・


2013年10月27日東京競馬場で第148回天皇賞(秋)(G1)が行われた。
1番人気は女王のジェンティルドンナ。
2番人気は武豊が跨り逃げに徹して重賞を連勝中のトウケイヘイロー。
3番人気は前哨戦の毎日王冠を勝ったエイシンフラッシュ。
そこから、離れた5番人気にジャスタウェイがいた。
周囲の評価は伏兵の一角に過ぎなかった。

7番枠からスタートを切ると中団に構えた。
ハナには予想通りにトウケイヘイローが立ち、ジェンティルドンナが果敢に2番手に付ける。
エイシンフラッシュはジャスタウェイより前にいた。

トウケイヘイローが飛ばすペースは前半1000mが58.4と早いペースを刻んでいた。
好位集団が塊になり、そこから離れたところでジャスタウェイはキッチリ折り合っていた。
4コーナーを回り、トウケイヘイロー目掛けてジェンティルドンナが迫っていく。
このままジェンティルドンナが抜けると思われていたその時であった。

馬場の真ん中を緑の勝負服が全てを飲み込んでいった。
そう、ジャスタウェイであった。

ジェンティルドンナ以下が伸びあぐねている中見る見るうちに着差を付けて行き気が付けば、ジェンティルドンナに4馬身差を付ける圧勝であった。
上がり3ハロンは34.6と一頭だけ次元が違っていた。
この勝ちが実に1年8ヵ月ぶりの勝利であり、初めてのG1タイトルであった。
1月から走り詰めのジャスタウェイはこの天皇賞を勝って休養に入った。

この異次元の末脚は日本の競馬ファンにとてつもない衝撃を与えたがこの勝利は単なる序章に過ぎなかった。

年が明けてドバイデューティーフリーへの挑戦が表明され、その前哨戦には中山記念が行われました。
鞍上には騎乗停止中の福永祐一に変わり横山典弘が手綱を取った。
トウケイヘイローが出遅れると言う波乱のスタートだったが、1コーナーでハナに立っていく中ジャスタウェイは
好位の内でレースを進めて行く。
最後の直線ではトウケイヘイローの内を突き3馬身半の圧勝であった。
もはや、これまで勝ちあぐねていた姿は見受けられなかった。


そして、ジャスタウェイは海外に渡り世界にその走りを見せつけるのであった。


中山記念を快勝したジャスタウェイは戦いの場をドバイに移した。
2014年3月29日ドバイ・メイダン競馬場でのドバイデューティーフリーに出走した。
日本からはジャスタウェイとトウケイヘイローとロゴタイプが参戦をしていた。

レースはトウケイヘイローがハナを切って行き、好位の外にロゴタイプ。
馬群の後ろにジャスタウェイと福永祐一がいた。
海外の有力馬を見ながら、4コーナーを回って直線で追い出しにかかると瞬く間に差を詰めていき、
残り300mに掛かったところで先頭に立ち、後続との差はただ広がるだけであった。
その脚たるや圧勝の天皇賞を思い起こさせるものだった。

そこからは海外の強豪馬を突き離しにかかり、終わってみれば6馬身差の圧勝。
タイムも1:45.52とこれまでのタイムを2秒以上も縮めるレコードで、世界を驚嘆させたパフォーマンスであった。
そして、このレースパフォーマンスに付けられた国際レーティングは130ポンドでこの時点で世界1位であった。

世界1位の馬の凱旋レースはマイルの安田記念になった。
このレースの鞍上には騎乗停止中の福永祐一に変わり柴田善臣が跨った。

世界のトップに立った馬の走りに全ての人が注目していたが、天候は雨で馬場は不良と言うジャスタウェイにとっては
最悪と言ってもいいコンディションであった。
それでもファンは1.7倍と言う支持でジャスタウェイを1番人気にした。

スタートが開き逃げたのは3歳馬のミッキーアイル。
ジャスタウェイはちょうど中団からレースを進めて行った。
前半の半マイルが47.1と馬場を考えれば早いペースではあったが、ジャスタウェイにとっては比較的良い流れではあった。

直線に向き馬群がばらけている中、柴田善臣は馬群の真ん中に進路を取った。
そして、追い出しにかかり徐々に伸びては来るがそのジャスタウェイよりも勢いよく伸びてきたのは、かつての3歳マイル王のグランプリボスであった。

一時期は1馬身ほどの差を付けられたジャスタウェイだが、そこからさらに脚を伸ばしグランプリボスに迫っていき
最後の最後のゴール板の所ではハナだけジャスタウェイが出ていた。
今までのジャスタウェイではあまり見る事の出来なかった叩き合いを制しての勝利であった。
最後は勝つ。
これこそが世界No.1の意地とプライドであったのであろう。

不良の馬場が影響してしまい宝塚記念を回避することとなった。
その後、陣営から10月にフランスのロンシャンで行われる凱旋門賞挑戦が発表された。

この年の凱旋門賞は、ジャスタウェイのほかにハープスターとゴールドシップが参戦をし今度こそ日本の悲願達成かと思われたが結果はハープスターの6着が最高であった。
ジャスタウェイは中団からレースを進めるも欧州特有の馬場と距離が影響したのか見せ場なく8着であった。

帰国後に出走したのはジャパンカップ。
史上稀にみる豪華なメンバーが揃ったジャパンカップで、距離不安説もあったがジャスタウェイは3番人気に推された。
レースはいつも通り中団から進めて行き最後は鋭い伸びを見せるも、勝ったエピファネイアから4馬身遅れた2着であった。
が、不利な条件ながら地力は見せる事が出来た。

そして、陣営からは有馬記念を最後に引退することが発表された。
枠順抽選の結果15番枠からの発走が決まった。
距離不安のあるジャスタウェイにとっては内枠が欲しかったが決まってしまった以上これで競馬をするしかなかった。

2015年12月28日中山競馬場。
有馬記念のゲートが開き、ジャスタウェイにしては珍しく好スタートを切った。
位置取りが気になったが鞍上の福永祐一は中団の外での距離ロスよりロスのない内を選んで後方から運び最初のメインスタンドに向かって来た。

ゆったり流れているペースを見越してゴールドシップが3・4コーナー中間地点から捲っていき先頭に襲い掛かる。
4コーナーでエピファネイアが先頭に立ち、外からジェンティルドンナが迫っていき、さらにその外からジャスタウェイが
鬼脚で追いすがるが4着であった。

2015年1月4日ジャスタウェイは京都競馬場で引退式を行い現役生活に別れを告げた。


国内20戦の内、実に12回もメンバー最速の上りを駆使していた。
確実に伸びてくるのは分かっていた。
ただ、それでも必ず勝てるわけでは無かった。


ジャスタウェイが歩んできた『この道』とは、自身が己の力を信じそれを最大限に発揮する。

ただ、その一本道だけであった。

その道に分かれ道など無い。


迷いなく走り続けた『この道』は世界へと続く道であった。



ジャスタウェイとは・・・・

世界1位をただひたすら防衛し続けた真のチャンピオンホースかもしれない。

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