ロードカナロアという名馬をご存知ですか?
名前 | ロードカナロア | 生年月日 | 2008年3月11日 |
父 | キングカメハメハ | 母 | レディブラッサム |
調教師 | 安田隆行 | 騎手 | 岩田康成 |
馬主 | ロードホースクラブ | 生産者 | ケイアイファーム |
戦績 | 19戦13勝(うち海外2戦2勝) | ||
優勝 | '12'13スプリンターズステークス(G1) '12'13香港スプリント(G1) '13高松宮記念 '13安田記念(G1) |
日本に長らく不在だったスプリント王。
極限までに速さのみを追求したこの路線は王者不在。
そこに突如現れた日本最強のスプリンター・サクラバクシンオーの再来。
それが、
『ロードカナロア』だ。
2010年の12月の小倉でデビューを迎えたロードカナロア。
1200m戦でスタートからハナに立ちそのまま逃げ切り6馬身差の圧勝だった。
続く1600mのオープンのジュニアカップ、1400mの500万と僅差の2着。
この敗戦から主戦場を1200mに移すのだ。
春まで休んだロードカナロアは5月の京都の葵ステークスを勝利し、続く11月の京洛ステークスと1200mのオープン特別を2連勝し初めての重賞の京阪杯に向かった。
1.6倍の圧倒的人気であったロードカナロアは、好スタートを切り3番手から進めて行く。
直線に入り軽く仕掛けると鋭い反応を見せ完勝であった。
着差以上に楽勝に映った。
年が明け京都1200mのシルクロードステークスに出走。
条件は京阪杯と全く同じ舞台で完勝していることもあり人気はさらに上がっていた。
今までとは一転しこのレースは中団から進めて行った。
4コーナーをスムーズに捌くとそこから見せる脚色はいつもと同じであった。
これで5連勝。
高松宮記念に向けて死角はないように思えた。
初めてのG1である中京での高松宮記念。
1番枠から好スタートを切ったロードカナロアだったが、位置取りは4番手に付けた。
前には勝ったカレンチャンがいた。
結果は3着と消極的な騎乗が目立ってっしまった。
秋の目標をスプリンターズステークスに置き、夏の函館スプリントステークスに出走。
負けるはずがなかった。
再び最内枠から好スタートを切るも好位に控えたロードカナロア。
先に動いたドリームバレンチノを結局捕まえることが出来なかった。
またもや消極的な競馬で捌きに手間取り、負ける事の許されないレースでまさかの敗北を喫してしまったのだ。
しかし、このレースがロードカナロアの運命を180°変えるのであった。
スプリンターズステークスの前哨戦としてセントウルステークスを選んだ。
このレースから鞍上には岩田康成がいた。
楽に3番手からレースを進め、直線で先頭に躍り出るが虎視眈々と狙っていた武豊騎乗のエピセアロームに差され2着であった。
秋の本番スプリンターズステークスも迎えた。
大外枠もありカレンチャンぬ次ぐ2番人気であった。
外を回されやすい1200mでのこの枠は不利に思われていたが、好スタートを切り無理の前には行かせずに中団から進めて行った。
カレンチャンが仕掛けるのを見てロードカナロアが追いかけ、先に抜け出したカレンチャンを最後は捉えて初G1制覇を飾った。
G1馬になったロードカナロアは12月の香港スプリントに行く事を決めた。
このレースに絶対的な自信を持っていた香港勢に日本勢が幾度となく叩きのめされてきた鬼門のレースである。
日本馬が唯一全く歯が絶たないのがこの香港スプリントだった。
なので、ロードカナロアが勝つとは思っていなかった。
スタートを切り4番手から進め、直線では香港馬との叩き合いを制し海外G1初勝利。
日本馬が初めて香港スプリントを制したのだ。
翌年は阪急杯から始動し1400mでの重賞を勝ち、昨年敗れた高松宮記念へと向かった。
やや立ち遅れたロードカナロアは、中団から進めた。
逃げたハクサンムーンを最後の最後で差し切り優勝した。
陣営は、マイルのG1の安田記念に向かう事を決めた。
1番人気になったものの、やはり距離の不安は拭えずに4.0倍であった。
中団からレースを運んでいき、最後は鋭い脚を見せ勝利。
しかし、どこか後味の悪いレースであった。
秋はセントウルステークスから復帰し、逃げるハクサンムーンを捕まえきれず2着。
連覇を狙ったスプリンターズステークス。
先団を見る位置からレースを進め、最後の直線では逃げ粘るハクサンムーンを差しきり連覇達成。
引退レースにはこちらも連覇を狙って香港スプリントに決まった、
好位から進めたロードカナロアは最後の直線では持ち前の切れ味を思う存分発揮し着差の付きにくい1200mで5馬身の着差を付けたこちらも連覇達成。
この強さにはため息が出る程だった。
これでG16連勝を達成しターフに別れを告げた。
この年の年度代表馬に選ばれ、短距離では1998年のタイキシャトル以来の快挙であった。
類まれなるスピードと、他馬を置き去る切れを備えスプリントとマイルのG1を制覇した、2000年代に現れた稀代のスプリンター。
それが、
『ロードカナロア』
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